「ハーンなもん、とっくに知っとるわ! 【聖杯の儀式】だろうが!」
グレンが吐き捨てるように応じる。
アカシックレコード
「そこのイカレ魔王はな.
禁忌教典を手に入れるため、数千年も前から、ずっと演出家気取りでコソコ
いやおう
ソ裏工作し続けてたんだよ!」
アカシックレコード
「ほう?ということは、グレン。君も禁忌教典の正体には至っているようだね?」
「ああ。......言葉で言い表すのは難しい概念〟だがな」
へんりん
グレンの脳裏に、以前の億光年にわたる魂の旅路の果てにアレの片鱗に触れるという神秘体験の記憶
が、否応なく想起される。
そう。アレは一にして全。全にして一。