―ッ!』
ちりあくた
わずら
ひま
みじん
アカシックレコード
『私は、貴様ら如き塵芥どもに手を煩わせている暇など微塵もないのだッ! 私には禁忌教典を大
アカシックレコード
すなわ
導師様に捧げる使命があるのだッ! 禁忌教典こそ全知全能―即ち、神ッ! この世界が真に欲する
すうこう
じやま
我らが主〟なのだッッッ! この崇高なる使命の邪魔をするなァアアアアアアアアアアアアアアアアアアー
アカシックレコード
「テメェの言う禁忌教典が何なのかサッパリわかんねーし、興味もねーけどな......」
きょうらん
グレンは狂乱の魔人に向かって、堂々と向き直り、言った。
「もう一度言うぜ?
引いた。
馬鹿騒ぎは、これで終いだ」
にぎ
けんじゅう
かか
そして、グレンは両手で握った拳銃を頭上に掲げ、とある呪文を唱えながら、親指でがちりと撃鉄を
ほつ
げきてつ
セット
「《0の専心》......」
ふおん
たいどう
その銃に、どくん、と得体の知れない不穏な魔力が胎動した。
『 なんだ、それは?
それが貴様の切り札か?』
お
だんがん
「ああ。テメェをぶっ倒す、魔法の弾丸だ」
すると。
私を倒す、だと?』
ほど
グレンの身の程を知らない言葉に、急速に我に返った魔人が低く笑い始める。