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256 デート・ア・ライブ14 六嗩プラネット
みよう
二亜が肩をすくめながら言ってくる。
いろいろと気になることがないではなかったが、確かにその通りである。 士道はようやく安堵の
息を吐くと、よろよろと身を起こして二人に向き直った。
「そうだな...... 助かったよ、十香、二亜」
「うむ、シドーたちが無事で何よりだ!」
さや
かみ
はちがね
十香が刀を鞘に収めながら、ニッと笑ってくる。一つに括られた髪と額に光る鉢金が、なんだか
妙に似合っていた。
「む? どうかしたか?」
「いや……………なんでもない。それより二亜。 ここは一体どこなんだ? 俺たち、 〈神蝕篇帙〉に飲み
込まれちまったのか?」
士道が問うと、二亜は難しげな顔で「んー」とうなりを上げた。
ベルゼバブ
まちが
ベルゼバブ
「当たらずといえども遠からずっていうか...... 〈神蝕篇帙〉をチャンネルにしてることは間違いな
いんだけど、〈神蝕篇帙〉自体の中ってわけではなくて、どっちかっていうと、 〈神蝕篇帙〉が作
ルゼバブ
ちょうちょう
りんかい
「隣界......?」
り出した超々小規模の『隣界』に近い空間って感じかなあ」
まゆね
めいしょう
二亜の言葉に、士道は眉根を寄せた。 隣界。 それは、精霊が存在するという異空間の名称であ