259 デート・ア・ライブ14 六喰プラネット
「いや、あくまで性質を大別するとそういう表現が近くなるってだけで、そのものってわけじゃな
かくぜつ
いよ? 簡単に言うと、外界から隔絶された空間に閉じ込められちゃったってこと」
「な………なるほど。それじゃあ、四糸乃たちのこの格好は?」
アシュフイリヤ
げんそう
「んー……【幻書館】っていうのは、人の想像や幻想、思い描いた物語をベースにして練り上げ
られた空間なのよ」
「……つまり?」
ベルゼバブ
「まあ簡単に言うとここは、〈神蝕篇帙〉によって集められた世界中の『物語』が混じり合った世
界ってこと。それに取り込まれたあたしたちもまた、その「物語』に混じっちゃったってわけ」
「『物語』…………」
ふつう
「そ。少年は見たところ普通の格好だけど・ ・何か思い当たることはなかった?」
「ああ......目が覚めたときは豚の着ぐるみを着てて、オオカミに追いかけられた」
士道が言うと、二亜は「ぷっ」と吹き出した。